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排水管の材質でも売主の体質が分かる

2011.12.19

マンションで発生するトラブルで常に上位にランクされてしまうのが音です。スラブ厚と小梁、間仕切り壁に戸境壁など、さまざまな仕様や構造が遮音性のカギを握ります。そして、ここでさらに注目していただきたいのが排水管です。排水管には2種類あり、ひとつはマンションの上階から排水を集める「竪排水管」と、キッチン、洗面、浴室などの排水を集めて竪排水管につなぐ「横引き管」があります。後者は住戸の設備なので、仮にトラブルがあれば修理、交換は簡単にできます。

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しかし、竪排水管は各階の住戸を縦に貫通している共用設備なので、一住人の一存では全くいじることはできません。何かトラブルがあった場合は、管理組合に諮り、賛同を得なければならないのです。となれば、もちろん丈夫でメンテナンスがあまり必要のない材質の排水管が理想的です。排水管の材質には3種類あります。
(1)「耐火被覆二層管」
これは塩化ビニールのパイプのまわりをグラスウール入りのモルタルで囲っているもの。最低のランクなので、上の階で水を使う音は静かな深夜といわず、昼間でも聞こえる場合があるシロモノです。
(2)「塩ビーライニング鋼管」
これは内部が塩ビで、外側が鋼管で覆われています。耐火被覆二層管よりはベターですが、それでも音に敏感な人はアウトかもしれません。
(3)「鋳鉄管」
私が薦めるのはこれです。文字通りの鋳物なので三種の排水管の中で最も肉厚が厚く、耐久性、強度も強いのが特徴。しかもメンテナンスがやりやすいというメリットもあります。