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明治前期、土木工事の増加に伴う体力強化が促進

2011.11.19

鉄道工事を中心とする土木工事の増加は、土木系各社の工事量、請負金額を急速に増加させ、体質を強化させていった。当初の工事は大部分労働者の人力に頼っていたため、仕事も労務供給業的であった。しかし、三十年を過ぎるころからトンネルなどで難工事が多くなり、施工技術、管理力も必要となってきた。とくに、明治二十九年から四十四年までの一五年間で長期に施工された中央線の工事では、笹子トンネル(四・八キロ)、小仏トンネル(二・四キロ)など数々の隧道が掘られ、工事も大型化した。

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当然のことながら工事金額も増加し、各社の工事高・利益も上昇し、体質的に一段と強化された。明治期における大型土木工事といわれるものは、大部分が鉄道工事であった。明治の前期には八割、後期においても七割近くになっている。