経済のグローバル化の進展などを背景として、近年、企業を取り巻く各種制度の改変が続いている。このような制度改変の多くは、企業経営に多大な影響を与えるとともに、企業不動産にも大きな影響を与えるものであり、二〇〇九年までの二年間を取ってみても、毎年何らかの企業不動産関連の制度改変が予定されている状況である。こうした事業環境の変化にともない、これまで以上に不動産に対して合理的な意思決定を行うことが、企業に求められる時期になってきている。
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合理的な不動産投資は、企業にとっても資本効率を高め、激化する国際競争を勝ち抜いていくためにも、無視することができない問題である。特に、会計制度など1種制度インフラが大きく変化するなかで、企業はこれまで以上に合理的で戦略的な不動産投資行動を取っていくことが求められるようになっている。総合デベロッパーの事業機会こうした法人におけるCRE戦略に対する意識の高まりを背景に、総合デベロッパーの事業機会を考えてみたい。